東芝メモリから社名を変更したキオクシアの新社名ローンチキャンペーン。メモリの可能性を広げ、「記憶」で世界をおもしろくする会社へ。どうやったらこの新しいブランドの意思と社名を、インパクトを持ってターゲットに伝えることができるだろうか。
TEZUKA 2020 Project
世界初、AIと人間で手塚治虫の新作を創り出す。
Challenge
Inspiration
キオクシアのミッションを実現する「#世界新記憶」キャンペーンを提案。それはテクノロジーの力で、世の中をおもしろくしようという取り組み。第一弾として、日本を代表するカルチャーである“マンガ”を選び、その神様である手塚治虫に挑んだ。
Idea
TEZUKA2020 – AIと人が作る初めてのマンガ
マンガの神様・手塚治虫の新作を、AIと人間の力で協働して作る世界初の試み。
手塚治虫の残した膨大な作品の中から、20,000を超えるキャラクターの顔をAIが機械学習。新しい主人公をAIの力で生み出した。
さらに手塚漫画のストーリーを13の法則に分解し、AIに読み込ませエッセンスを抽出、最新作のプロットを作りだした。
AIが生み出した新しいキャラクターとプロットをもとに、人間が仕上げを行なった43ページのマンガ「ぱいどん」が、こうしてついに完成した。
Growth
TEZUKA2020は、講談社モーニングに前後編として読み切り掲載。あらゆるニュースメディアやテレビの情報番組がこれを取り上げ、日本中を動かす大きな話題となった。
30件強のTV露出を含む、500件を超えるメディアに掲載、$1.8 billionに相当するメディア露出。TEZUKA2020は、ビジネスマン、技術者、クリエイター、漫画家たちまで、技術と創造に熱意を持つ多くの人たちから反響を巻き起こし、日本中を動かす大きな話題となった。
AI学会誌においても論文として掲載され、技術と創造の可能性の、新たな1ページを切り拓いたと言える。
